第二課

キリストと交わる新しい人生の始まり

 

罪に気づいたらすぐ告白する習慣を身につけることで、クリスチャンは誰でも神との交わりを絶えず持ち続けることができます。キリストとの親しい交わりのうちにこそ、豊かな満ち足りた人生があります

イエス・キリストを信じ受け入れたとき、あなたは彼と個人的な関係を持つ者とされ、神の子(ヨハネ1:12)とされ、「クリスチャン」という名を受け継ぐ者とされました。

 しかし、多くのクリスチャンはこのような不安な思いを抱きます。それは、クリスチャンが神の御心に背いて罪を犯したらどうなるのか、つまり、キリストに見捨てられ、神との関係は絶たれてしまうのかという思いです。

 けれども、「神との関係」と「神との交わり」の違いを理解するのなら、このような不安な思いは容易に消え去ることでしょう。

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【関係】(Relationship)

 神との関係と交わりの違いは、人間の親子関係にたとえて考えるとわかりやすいです。

 ある家庭に男の子が生まれたとします。その子は両親の命を受け継いだことで、息子という間柄を持つことになり、親の名、愛、保護等を受ける立場となります。では、もしその子が家出をして、両親の顔に泥をぬるような悪いことをし放題したとしたらどうでしょう。それでもまだ、その子は両親の子どもなのでしょうか?

 一度できた親子の関係は永遠に変わりません。子どもがどのような行動をとったとしても、親子関係は同じように存在し続けます。

 

【交わり】(Fellowship)

 けれども、親子の間の交わり、親しさはどうなるでしょう。息子のとった行動の結果、親しい交わりは断たれてしまいます。親子の交わりを回復するために、この息子はどうすればよいのでしょう。

 彼は両親のところに行き、自分の間違いを認め、赦しを請う必要があります。

 このたとえを、私たちと神との関係にもどして考えてみましょう。私たちと父なる神との関係も不変です。私たちは神の子どもであり、この関係は決して変わりません。

 けれども、私たちが罪を犯し、神の御心に背くことをすれば、交わりは断たれてしまいます。ですから、交わりを回復するためには、私たちは自分が間違っていたことを認め、神の赦しをいただく必要があるのです。

 

神との関係と交わりの違いについて、もう少し詳しく学んでみましょう。

 

Tコリント2:14〜3:3を読んでください。ここには三種類の人のことが書かれています。

 

1.まだキリストを心に持たない人は何と呼ばれていますか。(2:14)

  この人は神との関係を持っているでしょうか?

  では、神との交わりはどうでしょう?

2.キリストに導かれた生活を送っている人は何と呼ばれていますか。(2:15、3:1)

  この人は神との関係を持っているでしょうか?

  では、神との交わりはどうでしょう?

3.自我に導かれた生活を送っているクリスチャンは何と呼ばれていますか。(3:1)

  この人は神との関係を持っているでしょうか?

  では、神との交わりはどうでしょう?

生まれながらの人の内にはキリストは住んでおられません。しかし、御霊に属する人と肉に属する人の内にはキリストが住んでおられます。この人たちは両者ともクリスチャンであり、神との関係を持っています。

 けれども肉に属するクリスチャンは、罪のため、自己中心的な生活を送っていて、神との親しい交わりの中を歩んでいません。

 肉に属しているクリスチャンが、再び神との交わりを回復するためには、罪を告白し、神の赦しを受け取る必要があります。

 真の告白には、次の三つのことが含まれます。

1.同意すること

自分の罪を認め、それが良くないことであり、神を悲しませているという事実に同意します。

2.感謝すること

キリストが自分の罪の身代わりに十字架で死んでくださったので、神はその罪をも完全に赦してくださることを感謝します。

3.考えを変えること(悔い改め)

聖霊(第三課で学びます)に自分の罪に対する考え方や心の態度を変えていただきます。結果として私たちの行動も変えられてきます。

 クリスチャンが罪を犯し、自己中心の生活に再び陥ったときは、すぐにその罪を告白する必要があります。そうすれば、神との交わりは回復します。このことは十分理解しておく必要があります。

Tヨハネ1:9を読んでみましょう。

 

私たちは自分の罪をどうするべきと書かれていますか?

では、私たちが罪を告白するとき、神はその罪をどうしてくださると約束しておられますか

第二課のまとめ

 

 主の前に一人静まり、ここで学んだことをあなたの日々の生活の中で適用しましょう。もし罪(行いでも態度でも)が示されたなら、それを主に告白しましょう。十字架による神の愛と赦しを信仰によって受け取り、神との交わりが回復したことを神に感謝してください。

    
これらのことを神に感謝しましょう。神に感謝することは、信仰の最大の表現だからです。
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